花ハウスの大規模地震対策

発生後3時間は「生き残る」 その後3日間は「生き延びる」

心構え

東日本大震災では、全国で約1万6千人が亡くなりましたが、そのほぼ半数は70歳以上の高齢者でした。介護施設も甚大な被害を受け、52か所が全半壊したほか、建物は残っても人員不足、物資不足等で十分なケアができなくなったケースは数えきれません。関東地方でも「首都圏直下型」など大規模地震の発生が取りざたされているおり、花ハウスも高齢者のお世話をしている施設として、できる限りの防災・減災対策を心がけたいと思います。

大災害が発生した後、施設としての機能を維持できるか否かは、入所している皆さんの命にかかわる問題です。すべての職員がそれぞれの持ち場で安全と防災について考え、イザと言う時の動きをイメージしておくことが、ご利用者を守ることにつながります。被害を最小限に食い止め、できるだけ早く普通の生活を取り戻すことを目指して、職員みんなの知恵を結集します。

防災の心得

  • 大規模地震を想定して施設内の危険個所をチェック、安全策を考える
  • ライフラインが止まった時に必要なものは何かを考え、足りなければ補充する
  • 非常時ケアマニュアルに沿ってイザという時の動きをイメージしておく
    →被害を最小限に抑える

地震発生時の心得

  • まず自分自身の身を守る
  • 家族の安全を確認して、可能な限り出勤する
  • 施設内ではマニュアルを基本に、臨機応変に対応する
    →必要最低限のケアを継続する
    →1か月後には通常ケアに戻ることを目指す


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