十人会のショー、今年も華麗に
演歌や舞踊、演奏などプロ顔負けの水準を誇るボランティアグループ「十人会」(川崎市宮前区)の約40人が9月11日午後、花ハウス特設の舞台で見事なショーを披露してくれました。年に1回の訪問は今年で早くも6回目。出演者と顔なじみのご利用者も多く、笑顔で握手を交わしながらご家族と合わせて約80人が客席を埋め尽くしました。
ミラーボールが回り、鮮やかな赤や青の照明に照らされた舞台で披露された演目は15。ショーは菅原都々子の「あこがれは馬車に乗って」がビューティファイブの5人のダンスとともに始まりました。アンデス民謡「コンドルは飛んでいく」が手作りケーナの哀切を帯びた音色で響いたかと思うと、和服の舞台衣装に身を包んだ男性による「浪花節だよ人生は」、動きのそろった扇の手さばきで魅了する踊り「米ぶし」など息もつかせぬ出し物が続きます。

こうして1時間半にわたるショーはあっという間に閉幕。フィナーレ「見上げてごらん夜の星を」の後、ご利用者代表がお礼の花束を贈呈し、来年の再会を約束しました。