花ハウスだより

秋祭りを盛大に開催

 花ハウス最大のイベント、秋祭りが9月20日、盛大に開かれました。浴衣姿の利用者が、ご家族とともに出店や催しを楽しみました。

 今年の祭りのテーマは「昭和」。祭り駄菓子屋.jpg会場一帯に赤いちょうちんが飾られ、射的コーナーや、ポップコーン、わたあめ屋さんなど、祭りに定番の出店が立ち並びました。中でも、職員が手作りした、赤い丸型の郵便ポストと駄菓子屋が、昭和の雰囲気を演出。絶好の写真スポットになり、利用者とご家族が次々に写真に収まりました。

 午後5時半、メーンステージとなった特設のやぐらの前で、秋祭り(神輿).jpg谷戸忠司施設長が、祭りの開幕を宣言しました。まず、地元の和太鼓グループ「遊友」(東京都稲城市)の子供たちが、力強いバチさばきで、勇ましい太鼓を披露しました。続いて、介護職員たちが、手作りした神輿を担いで、「わっしょい」「わっしょい」と、掛け声を合わせながら、会場内を練り歩き、祭りのムードを盛り上げました。

 駐車場にずらりと並んだ売店では、祭り出店.jpgフランクフルトやギョウザ、焼き鳥、焼きそば、とん汁、ビールやラムネなどのドリンクが100円均一で振舞われました。完売する商品も相次ぎました。

 メーンイベントとなった「昭和の歌謡ショー」では、花ハウスの4つのフロアと、デイサービスの介護職員や利用者による、対抗歌合戦が繰り広げられました。秋祭り(歌謡ショー).jpg4階の女性職員2人は、水色や黄色の派手なスカート姿で登場し、利用者2人と並んで、「銀座カンカン娘」を高らかに歌い上げました。また、5階の若手男性職員は、はかま姿で現れ、車イスの利用者が寄り添うように応援する中、北島三郎の「まつり」を披露しました。登場した各フロアの利用者も、手をふって応援し、懐かしい歌の数々を、口ずさむ方もいました。

 終盤には、祭り花火.jpgフラダンスのグループが、黄色などの華麗なドレス姿で、優雅な踊りを披露。最後は、花火が次々に打ち上げられ、祭りを締めくくりました。

 秋祭り(出店).jpgこの日は、日中、雨雲が立ち込め、一時、ポツリと雨が降りましたが、祭りの間は雨が降ることもなく、無事故で開催できました。2ヶ月以上前から、祭りの準備を重ねてきた職員一同、ほっとしました。

 ある利用者は、多くの利用者が家族とテーブルを囲んで談笑している会場を眺めながら、「祭りは、家庭の温かさが分かりますね。いいお祭りでした。最高です」と話していました。

  (当日行われたバザーの売上は、4万7700円となりました。すべて、利用者のために活用させていただきます。ご協力、ありがとうございました)


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