父の日にちなみ居酒屋開店 男性ご利用者で大盛況
よみうりランド花ハウス1階のデイサービス・ルームで、父の日の19日、居酒屋「花もよう」が開店しました。男性のご利用者やご家族がオープンと同時に次々と来店、生ビールやチューハイ、ソフトドリンクなどを手に、様々な居酒屋料理を楽しみました。店内では各フロアの担当職員がかつて流行った歌謡曲や演歌をカラオケで心を込めて熱唱し、皆さんは賑やかな居酒屋気分にしばし浸っていました。
父の日の居酒屋は花ハウスの恒例行事の一つ。午後5時から7時までの営業でしたが、担当職員は朝から会場や座席の設営を開始。生ビールサーバーや飲み物を氷で冷やす冷蔵設備、焼き鳥を保温する器具類などをテキパキと準備しました。料理は焼き鳥やあんかけ焼きそば、焼きおにぎり、出し巻玉子、冷奴、枝豆と、街の居酒屋と比べても引けを取らないメニューです。
“お客さま”は男性のご利用者28人とそのご家族の計61人と大盛況。職員は店の入り口でご利用者に名札を渡し、あらかじめ決めておいた席に案内して飲み物などのオーダーを受けました。人気の料理は「花もよう」自家製の出し巻玉子とあんかけ焼きそば。ご利用者はそれぞれお好みの料理に舌鼓を打ち、久しぶりにお父さんの晩酌にお付き合いして生ビールをお代わりするご家族もいらっしゃいました。
賑やかな酒席に歌は付きもの。介護長が絶妙なリードで雰囲気を盛り上げ、皆さんのお腹が程よく満たされてきた頃合いを見て、各職員が「まつり」「月がとっても青いから」「北酒場」など、それぞれ得意の歌を披露しました。歌声が流れる中、何を思ってか秘かに涙を浮かべたご利用者も。また、勤務時のユニフォームとは打って変わって華麗なコスチュームに身を包み、情感を込めて歌い上げた女性職員もいて、「あの人はプロの歌手?」との声も聞かれました。