花ハウスだより

「よみうり神社」に初詣 無病息災を祈願

 晴天で穏やかなお正月日和になった1月1日、よみうりランド花ハウスのご入居者の皆さんが施設内に設けられた「よみうり神社」に恒例の初詣をしました。神社は大晦日、1階のデイサービス・ルームに花ハウスの職員が年末最後の仕事として設営したものです。ルーム入り口に立てた赤い鳥居をくぐって境内(室内)に入ると、手前に賽銭箱が置かれた拝殿があり、その奥に広島・厳島神社本殿のカラー画像がプロジェクターで映し出される仕組みです。ご入居者は来館したご家族や職員に付き添われながら拝殿で鈴を振り鳴らし、両手を合わせて1年間の無病息災を願いました。

拝殿脇では、今年の干支(丁酉=ひのととり)にちなんだ白いニワトリの着ぐるみを身に纏った坂口隆志介護長が1人1人に挨拶し、笑顔のご入居者やご家族と記念写真に納まっていました。

 ご入居者は参拝の後、拝殿左側にあるおみくじ処で、巫女姿の職員が差し出すおみくじの束から1本ずつくじを引き、今年の運勢を占いました。「うわっ、超大吉だわ。お正月から本当に運がいいね」などの歓声が上がり、谷戸忠司施設長が皆さんにお年賀のタオルをプレゼント。丁酉は、不安定さや混乱の中で新しいことに挑戦し、産みの苦しみから運気が上向いて行く年などと言われます。ご入居者の初詣は2日も行われましたが、皆さんはそれぞれ、「子どもたちや孫が元気で過ごせるように」「足が以前のように動くようになりたい」などとお祈りしていました。

 ロビー正面には色鮮やかで細密な色紙細工が鏡餅と一緒に飾られ人目をひきました。長さ1.5センチほどの太さの異なる色紙のパイプを組み合わせて描いた作品で、漢字の酉とトリの顔を持つ達磨の2点。80歳代の女性入居者が1点制作するのに1か月がかりで完成させた力作で、松の内が明けるまで飾られます。

 今年1年がご入居者やご家族、全職員にとってよい年でありますように!

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