花ハウスだより

花ハウスの照明がすべてLEDに

よみうりランド花ハウスは、全館の照明をLED化する工事を1月下旬から3月上旬にかけて実施しました。長期的な修繕プランや省エネ活動を踏まえ、昨春からLED化の検討を始めて以来、ようやく工事完了に漕ぎつけたものです。LED化は電力消費量を少なくするうえ蛍光管の交換が不要になり、照明の電気代を節減するだけでなく、メンテナンスの手間も格段に減ります。約2450台の照明をLEDに変えた結果、施設内の雰囲気もグッと明るくなり、ご入居者や来訪者に大好評。「もっと早く変えてもよかったね」との声も聞かれました。

工事は当初、Ⅰ期(1月下旬)とⅡ期(2月上~中旬)に分け、Ⅰ期は1階ロビーやデイサービス・ルーム、事務室、厨房など、Ⅱ期は2階から5階の特養入所フロアのLED化を計画。Ⅱ期はご入居者の住まいである居室やリビングルームが対象のため、個々人の生活リズムを乱さないように施工時間を厳密に区切るなど実施計画を練りました。しかし、ショートステイを含めて160室を擁する大規模施設だけに必ずしも計画通りに運ばず、何度もスケジュールを修正。工事費には経産省の省エネ関連補助金を獲得し、足掛け3か月に渡るロングラン工事になりました。

工事終了後、職員や来訪者から「LEDは照度が高く、館内が見違えるほどに変わった!」という率直な感想が多く聞かれました。一方、「明る過ぎて、時間帯によってはご入居者が疲れそう」「デスクワークには十分過ぎる明るさなので半分消灯したい」との意見も出されたため、天井灯を調光するリモコン端末を各ユニットに配備。地域包括支援センターや特養スタッフ室などで照明を間引きました。

 花ハウスはこの3月で、オープンして13年目に入ります。生活・業務環境の改善と省エネに役立てるため昨年来、給湯タンクに熱供給するコジェネレーション(電熱併給)の自家発電装置や館内電話システムを新型機器に交換するなど主要設備の更新を進めており、今後も空調システム更新などに積極的に取り組んでいきます。IMG_0080.jpg


Page Top