花ハウスだより

秋だ、もみじだ、豚汁だ~

 〽あーきの、ゆーひーに......。よみうりランド花ハウスの4階フロアに、懐かしいメロディーが流れました。童謡「紅葉(もみじ)」を口ずさむ入所者様。秋の行事の一コマです。

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 大正琴とエレクトーンで伴奏したのは3人の女性職員たち。冒頭、司会役の男性職員が「美人三姉妹です」と紹介すると、満面の笑みでこたえていました。この日、演奏されたのは「もみじ」のほか「故郷(ふるさと)」、「村祭り」と、誰もが昔、口ずさんだ曲。4階は認知症の入所者様が多いフロアですが、メロディーが流れると、別人のように表情を和らげる入所者様が何人もいらっしゃいました。音楽が、子供のときの幸せな記憶をよみがえらせてくれるのでしょうか。

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 演奏した職員の一人は「歌が好きな方が多く、童謡を演奏すると、穏やかな表情を見せてくれるんです。4階には楽器が沢山あるので、大正琴の次はフルートを演奏したいです」と意欲を燃やしていました。

 また、この日は昼食時に豚汁を味わってもらおうと職員が朝から準備しました。サトイモではなくジャガイモを使い、白菜もたっぷり入れた具沢山のオリジナルレシピです。入所者様には、童謡と豚汁に秋の深まりを感じていただけたかもしれません。

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