冬のたこ焼きパーティーで関西弁飛び交う
「はよ、ひっくりかえさんと」「まだや、焼けとらん」。特別養護老人ホーム「よみうりランド花ハウス」2階で、たこ焼きの鉄板を挟んで関西弁がにぎやかに交わされました。
約10人のご入所者様が参加したたこ焼きパーティーで、一番元気だったのは大阪で60年以上暮らした女性。大阪時代は自宅でよく焼いていたことから、たこ焼きづくりにはこだわりがあります。油を敷き、生地やタコを入れ、天かすや紅ショウガをのせる。その手つきも慣れたものです。
最初はしばらく鉄板がなかなか温まらず、やきもきする場面もありましたが、無事焼きあがると、ご入所者様たちはぺろりとたいらげて上機嫌に。「ほら、あんたも食べいや!」と職員たちに優しく声をかけてくれました。