正月気分も抜けつつある、ちかごろです。「よみうりランド花ハウス」デイサービス部門では、新年会週間を締めくくるビンゴ大会を開催しました。

　この日のビンゴは、数字ではなく、ひらがなを使った「お名前字合わせゲーム」。床に置かれたひらがなのカードを囲むように３６人のご利用者様が座り、自分の名前に使われた文字をめがけて、順番にボールを転がします。自分を含む、だれかが自分の名前に使われた文字のカードにボールをとめれば、その文字にシールをはってもらえます。名前のすべての字にシールがはられたら「ビンゴ」です。

　コロコロと転がったボールがカードの上にとまるたびに、「オー」「やったー」と歓声があがりました。後半になると、「リーチ」「ビンゴ」の叫び声が沸き上がります。ひらがなが書かれた４６枚のカードすべて床からなくなると、参加者全員がビンゴを達成し、タオルやマスコットといった賞品が行き渡りました。

　「ああ楽しかった」と、皆さんほっと一息の様子です。でも、ここで終わらないのが花ハウスの一味違うところです。ビンゴになった順番の数字について抽選が行われました。当選者は参加者のうち3人で、花ハウスならではの「豪華賞品」がプレゼントされました。

　どれも大金を出しても買えないものばかりでした。３位はなんと"鎌倉の大仏"、僧侶に扮した職員の先導で、不思議な顔をした大仏の大きな絵が会場に登場すると、笑いが起こりました。２位は"サラブレッド"、１位は"ジェット機で行く世界旅行"です。当選したご利用者様は、サラブレッドやジェット機に乗って、会場を気持ちよさそうに動きまわっていました。

　みなさん素敵な笑顔です。今年はきっといいことがある！　そんな希望が感じられたビンゴ大会でした。

　ご利用者様とそのご家族、ご入所者様とそのご家族にとって、よき１年でありますように。

　遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。（剛）