よみうりランド花ハウスのデイサービス部門で２日、無病息災を祈る節分会のイベントがありました。モデルにしたのは、大相撲の力士や芸能人による豆まきで有名な成田山新勝寺です。花ハウスでもこの日、歌舞伎役者や大相撲力士に扮した職員が登場してきました。ご利用者様の前で、歌舞伎役者役の職員が大見得を切り、パンパンに身体を膨らませた力士役の職員がドスコイ～、ドスコイ！と突進すると、どよめきが起きました。

　最初のゲームは「福豆キャッチ」。歌舞伎チームと、力士チームに二手に分かれ、歌舞伎役者と力士が豆に見立てて投げたお手玉を、ご利用者様は箱を使ってキャッチします。掛け声は「福は～内」のみで、「鬼は～外」はなし。ご本尊の不動明王の前では鬼も心を入れ替えるのでと、「鬼は外」と言わない成田山の行事にならっているのです。

　節分にちなんだクイズを楽しんだあとは、風船で鬼退治のゲームが始まりました。元気いっぱいの青い男性鬼２匹と、赤い女性鬼２匹が登場します。ご利用者様は、鬼たちをめがけてが大きな風船を投げつけます。鬼に命中させたご利用者様の首に、レイの花輪が次々にかけられていきました。

　冬から春へ。ご利用者様は、節分行事で季節の移ろいを実感していらっしゃいました。