花ハウスだより

このうた戦前、戦後? 「端午の節句」は高校生気分で懐メロと

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 5月5日のこどもの日、デイサービスで「端午の節句」のイベントが開かれました。ご利用者様は花ハウス高校3年1組のクマさんチームと、2組の金太郎チームに分かれての参加です。床には、大正から昭和の唱歌、歌謡曲の名前が書かれたカードが並んでいます。

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進行役の生徒会長と、妙にリアルな肖像画

 正面には高校創設者の肖像画、セーラー服を来た職員が生徒会長として登場し、進行役を務めます。ゲームはボールを転がして、とまったカードの曲が戦前のものならゼロ点ですが、戦後の昭和30年代までの曲なら得点が入るルールです。ご利用者様は、「青い山脈」(藤山一郎・奈良光枝)や「岸壁の母」(二葉百合子)、「りんごの歌」(並木路子)といった戦後の曲を見つけると、狙いすまして放っていました。

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ボールは戦前の昭和歌謡「酒は涙か溜息か」(藤山一郎)の上に

 昭和50年代の曲は罰ゲームです。「人生いろいろ」(島倉千代子)「さざんかの宿」(大川栄策)などにボールがとまると、高校創設者に扮した職員が肖像画から抜け出し、「なぜ、まちがえたのじゃ~」と迫ります。ご利用者様は「年をとりすぎました~」と答え、笑いを誘っていました。

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肖像画から抜け出し、くねくねと乾布摩擦しながら歩く職員


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