花火で思い出す、大切な人と過ごしたあの夏の日
懐かしい気分に浸ってもらえればと、よみうりランド花ハウスではこの日、2階の職員が利用者様と一緒に花火を楽しみました。
夕暮れ時、利用者様は職員の誘導で、施設内から正面玄関前の車止めへ。利用者様が手にした手持ち花火に、職員が火をつけると、煙のにおいとともに光跡がシャワーのように放たれていきます。
「ああ、きれいだねえ」「懐かしいねえ」。光に照らされ、暗がりに浮かび上がるみなさんの表情は柔らかです。手元の花火を見つめながらも、どこか遠くを眺めるような表情です。
大切な人と、いつか見た、あの夏の日の花火を思い出しているのでしょうか。
花を添えたのは女性職員たちです。自前(自慢)の浴衣姿で参加する職員もいて、夏らしさを演出していました。