母の日に昔懐かしい昭和のラーメン、それぞれの食べる力に合わせ手作り
よみうりランド花ハウスの4階で5月28日のランチタイム、母の日企画として「麺処850」が開催されました。
ラーメン店で勤務経験がある職員を中心に、母の日のプレゼントとして、職員たちが心を込めて作った手作りラーメンを入所者たち（35人）にふるまうイベントです。前日から市販の食材で仕込みに入り、この日も朝からラーメン店経験者の介護職がスープつくりにいそしんでいました。
お年寄りたちの食べる力に合わせて「常食』「極刻み」「ミキサー」の3段階の食事を作り、少ししか食べられない入所者には「ハーフ」も用意しました。ミキサー食は麺、メンマ、ヤキブタ、キザミネギもすべてミキサーにかける。見た目はどろどろですが、昔懐かしい昭和のラーメンの香りがします。
イベントでは「麺処850」という看板を掲げた移動屋台で、男性職員2人が、ラーメン作りを実演します。ラーメンの作り方を説明しながら、できた作り立てのラーメンを、集まったお年寄りたちに見せて回り、お年寄りからは「おいしそう」「上出来だわ」「100点」といった声がかかりました。入所者には、別途、それぞれの食べる力に合わせた手作りラーメンがふるまわれました。
移動屋台のイベントでは、麺の湯切りをするパフォーマンスで、麺を床にこぼしてしまうハプニングもありましたが、会場は笑いに包まれ、和やかな雰囲気で、入所者の皆さんのランチタイムへと移りました。