施設概要

よみうりランド花ハウス外観写真

運営母体について

「読売光と愛の事業団」は、読売グループの社会福祉法人です。福祉団体への助成活動など40年以上の歴史があります。より広く社会福祉に貢献するため、2001年11月に財団法人から社会福祉法人に衣替えし、超高齢社会で最重要課題の1つになっている介護の問題に取り組むため、特別養護老人ホームを開設・運営することにしました。

基本理念

  • 敬老精神と互助精神
  • 個別ケアと共同生活
  • 明朗で信頼ある職場作り
  • 地域福祉への貢献、社会的使命の自覚

建物概要

敷地面積
7611.00m2
規模・構造
延床面積8902.34m2
鉄筋コンクリート造 地上5階建て
配置
1階
デイサービスセンター  定員50名
2~5階
特別養護老人ホーム  全室個室計150室
5階
ショートステイ  個室10室
開所
2005年3月1日

施設長から

施設長写真

よみうりランド花ハウス施設長川戸直志(かわと・ただし)

 特別養護老人ホーム「よみうりランド花ハウス」は、東京都稲城市から川崎市多摩区にかけて立地する広大な遊園地「よみうりランド」の一角に隣接し、日中は遊園地から若者や家族連れの歓声が聞こえてくるユニークな場所にあります。新宿の高層ビル街や奥多摩、丹沢そして富士山などが遠望できる緑豊かな環境です。
 花ハウスは、2000年4月に介護保険制度が発足し、プライバシーを大切にする介護の重要性が指摘されるなか、2005年3月に川崎市で初の全室ユニット型個室の特別養護老人ホームとして開業しました。以来、20年近くにわたって、ご利用者のおひとりおひとりが望まれる暮らしを大切にする「個別ケア」を提供してきました。
 花ハウスでは、広さ17.52㎡(約10畳)という川崎市内の特別養護老人ホームで最大クラスの個室を全てのご利用者にご自分のお部屋としてお使いいただいております。職員が身の回りのお世話など日々の暮らしのお手伝いをするほか、生け花、書道など趣味の時間の充実、季節の催事などにも積極的に取り組んできました。在宅のお年寄りの方にも日中、花ハウスにお越しいただくデイサービス(通所介護)で、様々なプログラムを用意して地域の皆様から高い評価をいただいております。
 花ハウスは「看取り介護」にも力を入れています。老衰などで医学的な回復が難しいと判断されたご利用者が、病院での延命治療はせず、住み慣れたお部屋で自然に、穏やかに人生を全うしていただけるように、介護士、看護師、医師、ケアマネージャーなど多職種が協力してサポートしております。天寿を全うされたご利用者のご家族から「本人が希望していた通りの最期を迎えることができた。ありがとう」とねぎらいの言葉をいただくことは、私たち花ハウス職員にとって誇りであり、大きな励みになっています。これからも日頃の介護を通じて、ご利用者に寄り添い、ご利用者の思いや考えを知り、理解を深めることで、「看取り介護」の質を高めて参ります。
 花ハウスは、特別養護老人ホームをはじめショートステイ(短期入所)、デイサービスの機能をもっています。高齢化が一段と進む日本でますます重要になる「地域包括支援ケアシステム」の拠点として、川崎市の委託事業で地域包括支援センターも運営しています。地域の医療機関、各種介護サービスと連携しながら、地域社会に貢献し続けて参ります。


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