花ハウスだより

抹茶を手に、色とりどりのあじさいを鑑賞

 よみうりランド花ハウスの「あじさい茶屋」が6月4日、2階のベランダにオープンしました。梅雨入り前の花ハウスの恒例行事で、今年は7日までの4日間行われます。初日の4日は3階のご利用者30人余りが思い思いの時間に館内散歩を兼ねて訪れ、抹茶をいただきながら、光庭の縁やベランダ内の特大プランター、鉢植えで色とりどりに咲き誇るあじさいの花を観賞しました。

 ベランダには、BGMとして琴の調べが優雅に流れ、ご利用者には抹茶とお茶菓子(黒糖ムース)がサービスされました。ベランダ出入口のテーブルで抹茶を点てるのは、毎年その“大役”を引き受けている男性副介護長。ご利用者が来店するごとに慣れた手付きで茶せんを勢いよく前後に振り、花に見入っているご利用者に抹茶を差し上げていました。

 あじさいは、今回のために都内の生花店から取り寄せた鉢植えのほか、以前のあじさい茶屋の後、大型プランターなどに移植されたものです。

ご利用者は、真っ赤な大傘が真ん中に据えられた円形ベンチや四角い特大プランターの周りに設けられた席に着き、「ずいぶん種類があるのね」「ピンクや青の花はよく見るけれど、白地に赤の縁取りがある花は珍しい」「自宅の庭にあったあじさいは茎が3センチほどもあり、すごく大きかったですよ」などと、感想を話していました。抹茶のお代わりを所望される方もいて、皆さん、あじさい茶屋での一時を心から楽しんでいる様子でした。

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