花ハウスだより

麻生高吹奏楽部が来館 日頃の腕前を披露

1月中旬の寒い日曜の午後、県立麻生高校吹奏楽部1、2年の男女生徒約25人が花ハウスを訪れ、1階にあるデイサービス・ルームで弾むような楽曲演奏を繰り広げました。

曲目は、お馴染みの「マツケンサンバ2」「ヤングマン(YMCA)」や、往年のジャズ・ヒットナンバー「イン・ザ・ムード」など6曲。花ハウスの女性介護職員のお嬢さんが同校2年で吹奏楽部に在籍、トロンボーンを担当していることから、今回の演奏会が実現しました。曲目や演出は、部員が「お年寄りに喜んで聞いてもらえそうな曲」を話し合って決め、12月下旬から練習を重ねたということです。

 ご利用者の皆さんは普段、唱歌合唱や音楽鑑賞のレクリエーションがお気に入りですが、この日はクラリネットやサックスなどいろいろな管楽器とドラム、太鼓という、花ハウスでは余り機会がない吹奏楽団の演奏とあって、滑り出しの大河ドラマ篤姫のテーマではやや身構える向きも。しかし、中頃のイン・ザ・ムードやエンディングのヤングマンでは、若々しい演奏に手や足でリズムを取りながら聞き入り、終了後は「知っている曲で楽しめましたよ」「ぜひまた、いらして下さいね」という声も聞かれました。

 一行がやって来た日は、曇り空で気温が下がり、雪でもチラつきそうな空模様でしたが、花ハウスだけはしばし熱い雰囲気に包まれていました。麻生高の皆さんに感謝!

 


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