花ハウスだより

調布市の男性がカラオケセットを寄贈

 ご利用者の皆さんに歌を楽しんでほしい――と、東京都調布市西つつじヶ丘在住の渡辺幸彦さん(80歳)から9月28日、カラオケセット1台(10万円相当)がよみうりランド花ハウスに寄贈されました。

 渡辺さんは、心筋梗塞や脳梗塞など5度の大手術を経て、現在は身体障害者1級となっていますが、「シニアライフワークインストラクター」というお年寄りの介護指導員の資格をハワイ大学で取得し、様々なボランティア活動で活躍。自ら「アロハオタッシャーズ」というハワイアンバンドを結成してベースを担当、東日本大震災の被災地を慰問しているほか、都内でも音楽会をたびたび開催、その義捐金で生活物資や衣料品を被災者に贈るなど、被災地の復興を願って東奔西走の毎日だそうです。最近も、新宿プリンスホテルで音楽会とバザーを開催、その売り上げでカラオケセットを購入し、なかなか楽しみがないという被災地の仮設住宅の集会場にプレゼントしました。そうした活動の中で、地元の高齢者施設にもカラオケセットを贈りたいと思い立ち、読売新聞東京本社の編集委員に相談したのが縁で、このたび花ハウスに寄贈されることになりました。

 この日、谷戸忠司施設長にカラオケセットを手渡した渡辺さん(写真右)は「このカラオケセットには、美空ひばりさんら女性歌手の歌を300曲追加で入れており、花ハウスのご利用者の皆さんの好きな歌もきっとあるはず。ぜひ、皆さんで楽しんで歌ってください」と話していました。

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